『日本五大危険異能力者は超マイペース』 ~お目付け役、和馬、出会い編~

日本五大危険異能力者は超マイペース 夢主 和馬
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:595 hit

最高ランク : 19 , 更新: 2019/07/14 5:58:58


本当に皆さん有り難う御座います!!星が赤くなりました!!それを祝して、今回こちらの方で『番外編 お目付け役、和馬、出会い編』を書いていこうと思います!!



雑木林に囲まれ、人気が全く無い所にポツンと建っている二階建ての家が見える。
その家の周辺は何かから護るかのように柵で囲っていた。


スーツをピシリと着こなした青年_和馬は、その建物を見た時、その敷地の広さと、家のお洒落さに目を見開いた。


柵の中には中庭があり、色々な花が育てられていて、全ての花が見事に美しく咲いており、その中庭の中には小さな小川や、その花達に囲まれて乗るブランコや、奥には屋根付きのベンチとガラスのテーブルが置かれている。

家の見た目は、二階建てのまるでお伽噺に出てくるかのよな真っ白い壁に、肌色や茶色、黄色等の色を使ったレンガで造られた家だった。


その家の二階の窓からチラリと見える桃色の髪をした女性が本を読んでいた。
その女性の髪が木々から漏れた太陽の光に当たり、キラキラとその髪が光に反射して輝いているようにも見えた。


その姿は今にでも消えてしまいそうな、儚げな雰囲気を放っていた。


和馬はその女性を暫く見つめ、意を決した様に家の門扉を開け、その敷地に踏み入れた。





「はじめまして。次のお目付け役は、貴方?」



先程迄は二階で本を読んでいた筈の女性は少し首をかしげ、ニコニコと笑いながら家の玄関に立ち、和馬を出迎えていた。


和馬が此所に来た理由、それは彼女の監視兼護衛役だった。
彼女は日本中の危険異能者の中でも、最も危険とされる''日本五大危険異能力者''だ。
その監視兼護衛役につくにはちょっとやそっとの実力の人間では出来ないものだ。


何故ならもし彼女が暴走した場合、直ぐに彼女を''殺さずに捕らえて、宥めなければいけない''からだ。

彼女の異能力は強すぎるが故に、政府が何としてでも護り、日本の最終兵器として使おうとするのだ。
彼女だけでは無い。他の日本五大危険異能力者達もだ。


その中に、一人だけそれが嫌で自害しようとした者も居るが、政府が死なぬように牢屋に繋ぎ止めてしまっていたのだが、牢屋から出て現在行方を眩ましている。


なので現在政府が監視出来ている日本五大危険異能力者は四名なのだ。


その内の一人が彼女_綾香なのだ。

和馬はニコリと笑い返した。




「はい。此から貴女のお目付け役をさせて頂く和馬と申します。宜しくお願いしますね。」




和馬がそう言うと綾香は和馬に近付き、瞳の色を覗き込んだ。




「へえ?良い色だね。ローセェンナの色だ。」




そう言って花が綻ぶような笑みを綾香は浮かべた。



「私の名前は綾香。宜しくね?お目付け役の和馬さん。」






此が彼_和馬が彼女との初めての出会いである。







はい、以上です!!

もしかしたら、また更新するかもしれないので良ければ覗いて見て行ってくださいね。


このシリーズを続けて欲しいなぁ、と思う人はコメントに書いてくださると嬉しいです。

暇なときにちょくちょく此方も出すかもしてないので。




それでは皆さん!!またね!!

ヨル


投稿を違反報告 / ブロック



さすがヨル姐…

nora8to 2019/07/13 21:08:23


アザースw

ヨル 2019/07/14 5:56:14





私の落書きw
2019/03/19 14:00:42 2



イラスト デジタル