芥川の8人の仲間って誰【文スト考察】

文スト 考察
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Best : 3 , Updated: Jul 8, 2019, 4:05:49 AM


本当に突然思い立ったので、
「8人の仲間」が芥川と銀を含めた人数だと仮定して、残り6名が誰なのかを考察してみたいと思います。

芥川と文化的な交流があった人物6人をプレイバック。

◆同じ『新思潮』の作家
菊池寛
久米正雄
松岡譲(まつおか ゆずる)
成瀬正一(なるせ せいいち)
山本有三(やまもと ゆうぞう)

◆田端文士村で交流があった人物
小穴隆一(おあな りゅういち)

…………6人上げろって言われたらお前らしか思いつかないぞ……。

菊池寛

『怨讐の彼方に』『父帰る』『真珠夫人』などの大衆小説を残したエンタメ作家。
芥川龍之介の親友その1といえばこの人。(第2に小山、第3に恒藤という感じ)

気の良い兄貴分で、懐の大きな快男児。
原稿料ではなく、著作権からの印税で作家を食わせるための規定を作るのに奔走した、文壇の王様。
文藝春秋を設立した初代社長で、芥川賞や直木賞を作成した張本人でもある。

どっちかといえば作家というより経営者。

掛け値無しに芥川とは仲の良い親友同士だったことをうかがわせるエピソードは多く、珍しく芥川が遠慮なく悪態をつく相手に選んでいるほど気心の知れた仲だった模様。

が、芥川と同じ旧制一高に通っていた当時は、破天荒で目立つ存在だった菊池と、優等生でまじめ一辺倒な芥川とは関わりがなかった。
その後、芥川が東大、菊池が京大に進んだあたりから交流が始まり、生涯を通して互いが親友と呼び合える仲に。

芥川の自害の後、葬式で誰よりも涙を流して弔辞を読んだ。「お前が選んだ死なら我々も受け入れよう」という銘文だが、

誰よりも芥川の死を受け入れたくなかったのはこの人なんじゃないかと思う。

久米正雄

夏目漱石に可愛がられた夏目門下の一人。
戯曲、私小説、大衆小説などさまざまな作品を手がけるオールラウンダー。当時の売れっ子作家。
『破船』『手品師』『受験生の手記』などが彼の名作かも。破船は一部の人間にとってはとても心に刺さるシロモノである。

芥川を夏目漱石と引き合わせた張本人で、
自分よりも後に来た彼がどんどん才能を開花させていくのに嫉妬を抱かずにはいられなかった。

そんな旨の小説をいくつも残し、天才と比べられる秀才の陰鬱を書かせたら当代随一と謳われる。

文学によって繋がった芥川との友情は、皮肉にも文学をキッカケにして壊れていくのです……エモいね。
ほぼ絶縁状態だった芥川から最後に届いた手紙は、遺書と最後に書いた小説だった。
それが『或る阿呆の一生』。

こいつらの関係とても、すき。

後述の松岡、山本とは夏目門下として多大に争った過去がある。通称『破船事件』。

山本有三

新聞のルビを誌上から消し去った人。
参議院や貴族院の政治家だったんだけども、具体的な政策といえばコレ。
なんて余計なことしてくれたんだァ……

「くちびるに歌を持て」「心に太陽を」など、一度は聞いたことのあるフレーズを生み出した人道主義的な作家。
『真実一路』『路傍の石』(未完)が代表作。

…………作品を読んだことがある人はわかると思うが、彼の書く小説はいつでも正しい。
『君たちはどう生きるか』の初版は彼の著作といえば雰囲気は伝わるだろうか。

だからこの人のやることは怖い。

久米正雄との一悶着は 見るものを戦慄させる。
私もすごいショックを受けた。

芥川とは交流があったけど、そこまで詳しくは載ってない。どちらかというと久米と仲が良かった。
高校と大学が芥川と同じで、雑誌も同じ新思潮という緩やかなつながり。

成瀬正一

フランス文学の高名な学者さん。(なので私はよく知らない。)
芥川とは授業を共に受ける仲間だったようで、大学時代を振り返る回想シーンでは 度々彼が登場する。

真面目な気質だったのか、ふざけている学生を見て舌打ちする場面が多く書かれている気がする。
フランスの美術、文学を日本に沢山持ってきた文化発展の功労者。

私生活の方では、かなり病弱だったらしく、友人の芥川や久米、菊池から心配の手紙を送られることもしばしば。

裕福な家庭の育ち。
どれほどの裕福だったかというと、彼の両親が菊池寛の学費を捻出していたほど。
菊池が学校を退学しても、生活費の面倒まで見ていたという。

菊池とはそういった意味での主従関係になることはなく、大学を卒業しても互いに手紙を送り合う親友同士だった。

松岡譲

夏目門下の一人。久米と一悶着あったことで知られる。

その前は久米、菊池と主に仲が良かった。

元々 寺を継ぐ住職になるために育てられた長男だったが、幼少期から仏門の腐敗を目の当たりにしていた彼は、家を飛び出し文学の道に進む。
寡黙で堅実、腕っ節も強い男前で、女性にウケるタイプの男性。そんなこんなで、夏目漱石の娘である筆子に思いを寄せられて……。

https://himausagidbc.wiki.fc2.com/m/wiki/松岡%20譲_勉強家で多能の人
↑芥川龍之介についての記述

【破船事件】

①夏目筆子(漱石の長女)を嫁にもらうために、久米正雄と松岡譲の二人が争う。

その際、山本有三が久米についての悪口を奥さんに書かせて(匿名、筆子の級友という設定で)、それを筆子ところに送りつけた。

②それの犯人探しを菊池と成瀬が頼まれ、彼らは言葉選びの癖から山本であることを確信する。

③最後に、誹謗中傷のせいで久米が負けて松岡と筆子が結婚する。
菊池は諸々の責任をとって、松岡と筆子の結婚式にたった一人で代表として参加する。

④文壇の晒し者になった久米に、寛は「なにか小説を書いて売ろうぜ」と慰め込みで 自分が乗せるはずだった新聞のコラムの欄を久米に譲る。
その結果誕生したのが『破船』。

極端に松岡を悪く書いた小説であったため、松岡と夏目家は一気にその時代の晒し者になってしまったという。

松岡とは仲直りできたが、久米と山本はこの後も絶縁状態が一生続いた。

なお、山本が久米にこのような犯罪まがいの嫌がらせをした動機は、山本をモデルにした偽悪小説を久米が書いたことによるゴタゴタが原因とされている。

この構図はとても夏目漱石の「こころ」と似ていると思う。
勝ったのはKだったけれども……

結論

①東大ストレイドッグスになる
(既に原作も東大ストレイドッグスだが)
②チンピラの敵襲ごときで死ぬ展開にならなさそう=本編が始まらない
③久米を中心として一気に殺伐としてくる
④こういうのは文アルでやったらいいんじゃないかな!

などという問題点があまりにも多いので、あまり考えない方が自由な創作ができる気がする。



あと該当しそうなのは恒藤くらいですが、この中で恒藤恭だけは、新思潮の面々とは殆どと言っていいほど関わりがないので今回は違うと思います。

恒藤さんはあのメンツのなかでは、【芥川以外に友達を作ってない】からです。

【恒藤恭って誰?】

芥川に「高校時代 一番愛していたのは君だった」と言わしめた高校時代の親友です。
(当方の夢主である足立一之の元ネタ)

元は作家志望でしたが、芥川の才能を目の当たりにし 法学部に進路を変え、後に法哲学の権威になる秀才でございます。

太平洋戦争中に戦争反対を掲げ、
軍国主義を猛烈に嫌っていた、現代のヒューマニズムに近い感性の持ち主でした。

首尾一貫してリアリストですが、私生活では死ぬ直前の人間が勘でわかってしまうor別れ際に怪奇現象が起こる旨の手記をいくつか残しており、芥川には面白がられつつも、まことし

やかに信じられていた模様。

(勘がぶち当たってしまった相手は
主に戦争に送り出す生徒、自害直前の芥川、叔父など。)

「ふと、此れきりでもう會へないのぢやないかしらと云ふやうな豫感があたまの中に閃いた。瞬間ひじやうにさびしい氣がした。が私は直きに、そんなことはないと理性によつて打ち消した。けれどもやつぱり其豫感が事實となつてしまつた。」

→芥川を失う寸前に勘が働いた。

出展:陵海記、旧友芥川龍之介

恒藤には法学関係に携わっている人間に友人が多く、文士に友人がいることじたい稀で、芥川がレアケースとも言えます。

また夏目漱石よりも森鴎外派で、鷗外を中心にして交流のあった人というのも それらを助長しているかと思われます。
(芥川をはじめとして、上記の六名は菊池、成瀬以外 夏目門下の人間だった)

恒藤は森鴎外の自宅を訪れるほどの鴎外ファンだったことで知られています。
(旧友芥川龍之介より)

ちなみに高校、大学の六年間を通して同じ学校の学生だったはずの松岡、菊池について 『ほとんど喋ったことがない』と言うこと以外記憶していないというレベルで交流がありません。

恒藤さんが芥川以外に唯一交流があったのは菊池寛ぐらいで、他はほとんど全員 記憶があるかないかレベル。

恒藤さんは元々が優等生気質なので、破天荒な人間揃いの芸術家とはソリが合わなかったのではと思われる。

【恒藤恭の記憶】(旧友芥川龍之介より)

山本→ドイツ語の成績が悪くて落第した人

菊池→高校と大学が同じだったけど特に会話はなかったな。芥川と仲が良い人。
すごい面倒見が良くて、気が利くいい奴。

☆菊池は恒藤を『超然たる秀才』と称して、温厚だが 隙を見せない冷静沈着ぶりから とっつきにくい存在だと思っていた節がある。

成瀬、久米、松岡→中学から無試験で来た人だった気がするけど松岡は記憶が曖昧

芥川→会ってから死ぬまで親友

もしも文ストに出てきたら?

小穴隆一

一見ただのぼんやりした少年だが、絵描きとして食べていけるだけの才能を持つ天才画家。
芥川をフランクに龍ちゃん、あるいは龍之介先生(せんせー)と呼んでも怒られない末っ子。

絵に関して完全に独学で、コンクールの入選結果などから高名な画家に門下に入るよう直々に勧められても、
「自由に描きたいので結構です」と笑顔で断る自由人。

凡ゆることにかけて自然体で、誰かに媚びるということを知らない。
真剣な話をするときは『芥川』と呼ぶ。

久米正雄

自己顕示欲と自己嫌悪の間に揺れる不安定な青年。
舞台役者として生計を立てている。
(戯曲家だった史実を抜粋)
山本とは犬猿の仲。

悩み多き青年だが 心の中で誰かを呪い、それでも嫌いになりきれず、浅ましい自身を呪い始めるという悪循環に陥ってしまう。

「一体、君は、何のつもりなんだ!!!!」

この人に限っては、異能力を敢えて持ってない設定が映える。もしくは持っているのに自分で気がついてないタイプとか。
異能持ちの人間全般、特に芥川の異能の強さに嫉妬している。

異能持ちなら、彼の能力は『破船』。
効果は自己暗示で情報を多数の人間に植えこむ精神操作異能。舞台役者である彼の演技が加わるとすざましい影響力になる。

山本有三

孤児院出身の、トップクラスで波乱万丈な人生を歩んでいる苦労人。
元々は貴族の家柄だったので、どんなにヤンチャしてても品がある。
アクティブモンスター。

異能力:真実一路
『発言内容を実現する』という、破格の異世界構築能力。
……だと解釈されているが、その実、言ったことを実現するヒントを指し示す未来予知能力。
有言実行は本人の努力でしかない。

「たったひとりしかない自分を、たった一度しかない一生を、ほんとうに生かさなかったら 人間生まれてきたかいが ないじゃないか。
その為だったら何だってするよ。何だってできる人間なんだよ。僕は」

清潔感あふれる、人道主義のど真ん中を行く若き大物政治家。
成瀬曰く「真面目系クズ」。
世間や報道関係者から一心に愛されながらも、同じ政治家仲間からは畏怖の存在として見られている。

凡ゆる事柄に関する黒幕だが、国を良くしたいと思う心と、友を想う心は誰よりも真っ直ぐで真実一路である。
綾辻は彼の本性を分かっていながらも、尊敬に値する政治家として一目置いている。

太宰と同人種の人間だが、彼との違いは大概の人間が山本を清廉潔白な人間だと信じてついてきていること。

そして太宰とは違い、手段がどれだけクズであろうとも、やっぱり絶対に公明正大な正義のヒーローであること。

誰かを陥れることを目的に策を弄することは一度とてしたことがないのだ。
目的のためなら、幾らでも汚い手段を使えるのだが。

成瀬正一

めちゃくちゃ気が強くてプライドが高い。身体が弱くて色が白いのがコンプレックスな儚げ美少年。フランス語が達者。
菊池ととても仲が良いが、久米と山本の微妙なほつれについて二人して頭を悩ませることが多い。山本は親友。

菊池寛

異能力は『恩讐の彼方に』。
皆の兄貴分で商才あり。得た金は基本的に仲間のために回すが、自分の取り分の使い道はもっぱらギャンブル。

(芥川を庇って死んでしまいそうな気がする…それか最後まで奮闘しているんだろうか…)
長い棒とかを手に取った大立ち回りが強そう。乗馬技術も半端じゃない。

『恩讐の彼方に』の効果は、漠然と敵か味方かを見抜く能力。恨みがあって襲いかかってきた敵でも、諭せばどうにかなると判断した場合は話し合いを厭わない。

山本有三 23
菊池寛 24
小穴隆一 16
芥川龍之介 20
芥川銀 19
松岡譲 20
久米正雄 20
成瀬正一 20



芥川龍之介 13
菊池寛 17
久米正雄 13
山本有三 16
芥川銀 12
松岡譲 13
成瀬正一 13
小穴隆一 9

貧民街時代の年齢に直すとこうなる。

アバンギャルド・マボ


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