【文スト夢】足立一之シリーズのラストについて

文スト 夢主
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Best : 3 , Updated: May 22, 2025, 3:41:01 PM


文スト夢小説「足立一之シリーズ」をまだ覚えてくださっている方、今も読んでくださっている方、誠にありがとうございます。

今書いている小説は何年かかっても完結させますが、原作に沿ったラストを書き切ることは難しいと判断したため、こちらに残しておきます! 

◯足立一之の今後の人生

•吸血鬼騒動の余波でマフィアが半壊した隙をぬって、夢野久作を連れて逃走。一時は久作の保護と交換条件で、ポートマフィアで【自身が犯してきたこれまでの悪事】を語り尽くして死刑台に立つ。マフィアにもはや恨みはなく、大量の人々を殺した自分を強く憎み、法によって裁かれることを選んだ。

•↑処刑の途中で、まだ生き残っていた吸血鬼が襲い掛かり、処刑場が大パニックに。

応戦しているさなか、望まない軍事訓練を受けている子どもや、異能者として人体実験を受けている孤児を、軍事施設内で大量に発見する。
ここで自分が死ねば、これまでに出会った全ての人からの教えも、生き残った意味も無に帰すことに気がつき、中也の教え全てを使って、子供たちを守るために戦う。処刑場から逃走。

•逃れた先の軍事研究施設で、久作をふくめた子供達を守るために【適塾】という「異能者を保護し育てる学校」を設立することを決意。政府のエージェントになることと交換条件で、異能許可証を受け取った。

☆適塾とは、養祖父の緒方洪庵が営んでいた私塾の名前。義孫の足立があとを継いだ。

•足立は最終的に教師になる。異能者を軍事利用せず、個人の意思を尊重して守る最初の教育者、「異能者教育の父」として名を残した。

享年81歳。妻子、孫がいたとかいないとか。

・【適塾】は、ポートマフィア/探偵社/異能特務課に対して完全に中立を保つ機関になる。敷地内で、各派閥が暴れることは断固として禁じている。完全中立の姿勢は、後述するヴェルレエヌと夢野久作という破格の異能者2名によって成り立ち続けた。

◯各人との関係

・夢野久作
足立とともにマフィアから抜け出した後、事故で足立に精神汚染の異能をかけてしまう。強い精神力で足立が耐えるものの、限界が近づいたところで、久作が必死に【異能の停止】を願う。その結果、久作がドグラ・マグラを自らの意志で止めることに初めて成功した。

後に、久作は自分の意志で足立のあとを継ぎ、適塾を守り続けた。

•ヴェルレエヌ
後進の育成に兼ねてより関心を抱いていたヴェルレエヌは、中也からの頼みで、足立のことを側で支える役を勝って出ることに。
【適塾】で、足立が死ぬほど苦手な「英語」を教える教員となる。

•芥川龍之介
→福地に殺害されたはずだったが、ヴラドの異能で吸血鬼の真祖になって蘇った。驚天動地。不老不死の身体になった芥川と、足立は文字通りに死ぬまで交流を持ち続けた。

再会した当初、芥川はヴラドの介入の影響で記憶喪失になっていたが、足立と交流するうちに、クッソどうでも良いキッカケで記憶を取り戻した。二人の珍道中は、後に都市伝説として残ってしまうことに。
(記憶喪失の芥川を、足立に引き合わせたのは敦と幸田文ちゃん)

「おい裏切り者。始末に来た」が毎度の挨拶。

•中原中也
→マフィアを抜けた後、二人は一切会うことはなかった。しかし足立は中也から受け継いだものを生涯忘れず、生徒にまっすぐな人の在り方を教え続けた。心なしか足立の教え子は、怒鳴るとオラついた態度になる者が多かったという。

ちなみに、この時空では【旗会(フラッグス)が全員生存している】ので、後に中也がマフィアのボスとして治めるのに多く貢献した。

•太宰治
→たびたび足立の元に厄介ごとを持ち込んでは、協力を強いる関係となる。
「やっぱり君は、正義の味方が一番向いているよ」と、太宰は穏やかに笑いかけていた。

•坂口安吾
→子供達を共に守る仲間になる。安吾に複雑な感情を抱いていた理由が、「自分の兄にそっくりで、本当に兄であれば良いのに。と期待していたから」と笑って話せるぐらいの友人になった。二人は表裏にエージェントとして暗躍し、子供たちが生きる未来と権利を守り続けた。

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暗殺者をやってる頃よりずっと明るい、素の性格が出ている。感情をむき出しにすることもしばしば。マフィアをやっていた頃よりもずっと精神的にも肉体的にも強い。

中也の教えを生涯忘れず、敬愛する師として恩を忘れなかった。中也が自分に会いに来ない理由も、カタギになった己に迷惑をかけまいとしている為と理解している。

アバンギャルド・マボ


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【余談】
足立の筆跡。行書っぽい楷書。


アバンギャルド・マボ May 22, 2025, 3:48:00 PM


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