仲良し兄弟【狭間レストラン】【４６葬譚】

気弱な弟と強気の兄
お互いが大好きな仲良し兄弟
その世界では珍しいくらい幸せだったのだ

「ユーシー兄って優しいんだよ」
兄との思い出以外を忘れ去った《ユーシー》は本当に誇らしげな笑顔で言う。


そして、兄は《ディオ》と名乗るようになり初めて天使を滅する時、薄らと微笑みながら誰にとも言わず言った。
「俺には許すなんて優しさは無かったんだ」

⚠注意⚠
４６葬譚多めです
クソ重シリアス。作者はギャグしないと死んでしまう病なのにギャグが追い付かない。あれだ、甘いもの食べたいのに何故かしょっぱいの選ぶ奴。

ユーシー君について

ちゃっかりアシメだったりしてた

生前の名は《ニルク》

彼は軽い肺炎に掛かっており他と比べて身体が弱かったが幸運にも未知の病気には掛かる事はなかった。家を度々抜け出す兄が見舞いと称して窓から来るのを仕方ないなぁ...と思いながら笑う少年

親が天使に重度の洗脳を掛けられたのち、彼が飲み物を取りに来た際に天使に見つかり次の標的になる。本能的に部屋に逃げるも天滅軍の方が来た時に軽くとはいえ既に洗脳されてしまっていた。享年15歳

狭間レストランではホールを担当する。流石に肺炎のままでは無いが貧弱。ピコピコハンマーを《悪いものを叩いて消す》という意味で悪霊を消滅させる為に使っている。

その意味を作ったのは兄だった。
「お前自身は悪い事をしてないだろ？これは悪いものを叩くだけだから痛く無いんだ」と
(ハリセンでも良かったかもしれない)

兄の事しか覚えていなくとも彼は彼自身の自我で行動しています。兄の性格だったらやばかった。こんな良い子ちゃうもん...(酷)

「いらっさいませ！！ハールデットレストランへようこそ！！」(輝く笑顔)

「ガーベラの白とオレンジが似合うって言われたんだ。お兄、キザ？だったから？？」

「はっ...お、お姉、さん？？(困惑)」(何があった)

兄さんに会えば思い出せる記憶が沢山あるけど前回で言った通り兄さんは来ない(理由は後述)。そしてニルク君は半死者。狭間の住民。悪霊化してしまうのは避けられないんです。私が死

それでもニルク君、ただ、ただ純粋無垢で可愛いだけの子供なので可愛がってください！！(押し売り)

実はニルク君、無駄に褒める為の花言葉知ってたりする。無論、兄さんとの記憶によるもの。

後、設定書いてて思ってたんですけどこの子、圧倒的受k(((兄貴パンチ

「あ？おれの可愛い弟に何やらかそうとしてくれんてんだ？？？場合に寄ればおれの拳が唸るぞ？？？」

あ、兄貴セコム〜！！！！でも狭間レストランでは関係ないのでご安心下さい！！(なにが)

それにしても君、重度のブラコンだったんだな...ユシュア君...

ディオ君について

絵柄違うの見逃して

天滅軍に入る前の名は《ユシュア》

家族大好きで、もしかしたら天使とも仲良くできるかもしれない、と思っていた。家族が天使に洗脳され、もはや生きていくことを許されなかった時、天使及び神様に対して激しい憎悪の念を抱く。それでも、もしかしたらという《甘さ》はあった。名前を忘れた頃に甘さは消えた。

つまり戦争初期から生きている猛者です。強化剤で成長止まったのは19歳くらい。笑顔で殺すのはやはり復讐心もありますが弟が最期に言った「兄さん、笑ってよ」の言葉が大元である(これもこれでえぐいんだけどどうすれば良かったんだ...)

下手くそでも笑えてるよな？来るの遅れてごめん。最期まで頼りない兄ちゃんでごめん。

...何も出来ない、兄貴で、本当に、＿＿＿＿

「ニルク、お前はおれの自慢の弟だ。兄貴が最期まで傍にいる。安心しろ、な？」(前述した看取る時に言った言葉。あれは心の声)

「待ってくれ軍人さん。すまなかった...弟の最期を看取らせてくれてありがとう。」
悲しげな顔が消え、真顔になった少年が言う
「...おれ、軍人さんの様にそいつと同じ奴、殺せるようになりたい。どこに行けば良い？」
その後、本当に天滅軍に入るディオ君。執念ってやばい

「本名はもう忘れた。それで良い。こんなんじゃ《優しい兄さん》って言えねぇからなぁ...」

死の直前、走馬灯のせいなのかおかげなのか全て思い出してから死にます。狭間に寄ることもなく輪廻転生の輪に還ります。だから、狭間レストランで《ユーシー》と名乗るニルク君に遭う事がないんです。しんどい。


転生後は薄らと記憶が残っているのか神様の使徒となり頼まれ事をされた時に笑顔で《わざと》天滅軍の敬礼で答えます。多分神様、４６葬譚の世界知ってるので少し顔を引き攣らせるかもしれない。腹黒だぞこいつ。

実は初期設定ではニルク君の最期に間に合っていなかったんです。両親諸共、帰った時には既に...というものだった。その場合でも天使を笑顔で殺します。
理由は「誰だって最期は笑顔が良いだろ？でも殺される前って殆ど笑わねぇからおれが代わりに笑ってやるんだよ」というなんとも上から目線だったりしてた。うん、ディオ君やべぇ奴だった。そうなってなくて良かった...いや、今でも十分やべぇけど。

二人とも、自分の名前忘れてるんですよ...
弟は半死者となり、兄は天滅軍になるんです

弟は泣きながら相手は悪くない、
と痛みが無い方法で消します
そしていつか悪霊となり消される

兄は笑いながらお前らが悪いんだ、
と鎌で首を掻き切り殺します
そして転生した先で嫌った相手の使者になる

兄弟の道は違えた

あかんこの兄弟仲良しなのに幸せになれねぇんですけど誰か助けて

ではこれを⊃⊃⊃⊃⊃

二人で笑いあった、その事が今は懐かしい

待って救いじゃなかったのかよ(((
因みに最初の絵の元。目開き差分描きたかったんや...

ユシュア君の服とニルク君の服の色ちょこっと伏線入れようとしてたりする。

というのは、ディオ君の頭の(ハチマキみたいな)やつはニルク君、眼帯は父親、リボンは母親の遺品です。服に反映された家族愛。

ギャグ入れないと死んでしまう病なんですけどシリアスクソ重すぎて相殺出来てない。なんで陽のあたる場所に置こうとしてるのに日陰になるんだ...？？？(A，性癖だから)

ついでにこれもっっっ

ユシュア
「あっはは！確かに！！おれもたまにニルクの事、「あれ？こいつ妹だったか？？」って思う時あるからな！！はははっ！！」

ニルク
「兄さんに言われたくなかったんだけど」

ユシュア
「すまんニルク許せ！！」




「ニルクのあんな顔、後にも先にも見た事ない。怖い」Byユシュア



後ろ姿難しいなりBy花水城

長々と失礼致しました！！！！見てくださった方、ありがとうございます！！

...意外に、絵、描いてたな？？？