【The Bloodless Postwar】本編

TBP
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最高ランク : 6 , 更新: 2020/02/03 6:34:11


直しすぎてもはや別物なので再掲とは言えない。内容はそんなに変わってないが最後付け足した。直すって言ってからどれだけ経ってんだ切腹だこの野郎すみませんでした

唐突に始まり唐突に終わる( ˇωˇ )スヤァ


序章

よく晴れた星空の下、木々の間を一人の少年が逃げるように...否、逃げる為に走っていた。
少年の名は勇也、彼は孤児である。

「はぁっ、はぁっ...!!」

なんで、どうして、俺が、と逃げる。戦争なんてしたくない。しない為にも逃げるしかない。

そんなまとまりの無い思考で注意力なんてあるわけが無く、

「あっ...」

_木の根に躓き転んだ。よくある展開だと一瞬頭によぎったが状況が状況なだけに笑えない。足音がする。嫌だ、帰りたくない。

「帰るよ、勇也くん」

俺をものとしてしか見ていない。嗤うその顔が怖くて、足が動かない。逃げられない。

____________誰か、たすけて。





























「ああ、たすける。私の主に触るな下衆共。」
「...えっ?」

急に現れた【白】に対し咄嗟に反応出来るものは居なかった。勇也を捕まえる為に近付いていたふたりは【白】に側頭部を強い力で殴られ、脳震盪を起こしたのか倒れた。勇也の頭の中は違う疑問で埋められる。つくるつもりなんてなかったのになんで。こいつが

「大丈夫か、主」

手を差し伸べる【白】。
その手を取ることは出来ない。追われてた理由がこいつだからだ。

「なんっで…きた、の…?」
「それは…っておい!!」

緊張状態の中で全力疾走したあとの情報量の多さに耐えきれず倒れた勇也を【白】は慌てて受け止める。ぐったりとしていて明日の朝まで目覚めないだろうと思われた。

「【たすける】為に決まってるだろ?主がそう【願った】からだ。… なぁ、教えてくれよ主。私は一体、何なんだ?」

その言葉に反応する者はいない。自身が何モノでもない理由も分かっていて苦く笑い、何を考えたんだと、自分を疑った。主を【たすける】のが私の役目だ。それ以外に私は存在する意味はない、はずだ。主を助ける為ならなんだってする。なんだってしなくてはならない。私の存在はそういう【モノ】だからだ。

【たすける】為にどうすれば良いのか、何をすれば良いのかを考えた。
考えた末に出した結論は・・・______




余談

アンさん視点すんげぇ微妙な感じになるのはネタバレ防止よ…アンさん全部一人で決めちゃうんだから全く。1章との閑話要ります?

(前回の余談↓)
本当はアンさん視点にしようと思っていたんですけどアンさん視点すっげぇネタバレしかしないので断念しました。

基本勇也視点のアンさん主人公はアリですか...(´;ω;`)?←無理だと思うので勇也君とアンさんで主人公です(((((

今回すっげぇ短いです( ˇωˇ )
次回頑張るんで見逃してください( ˇωˇ )

花水城


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よそよそ
2019/12/12 5:02:16 3



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