【ファニソフィ】さみしい子

〖名前〗一振一彩　ﾋﾄﾌﾘ-ﾋｲﾛ

〖二つ名〗さみしい子

〖性別〗男の子

〖年齢〗7歳

〖身長〗119cm -平均的だが、やや小柄　（※修正済）

〖誕生日〗2/28

〖キーアイテム〗青い花、絵本

〖見た目〗少し温かみのある白髪の癖っ毛はエアインテークを作っている。彩度の低い青白の制服のようなお洋服にところどころ金の装飾が散りばめられている。目は伏せがちでつり目ともたれ目とも言えない。まろ眉のため表情が少し分かりにくいが常に自信なさそうに口をきゅっとさせている。

〖イメージカラー〗薄い青色

〖好きなもの・こと〗お花、絵本を読むこと、妄想をしたり誰かと夢を語らうこと、傍にいてくれる人・物（青い花の絵本は絶対に手放さない）

〖好きな遊び〗絵本を読む（辿々しいが読み聞かせも）

〖嫌いなもの・こと〗ひとりぼっちになること、大きな音

〖苦手なもの・こと〗運動はあまり得意ではなく、少し走っただけでふらついて転んでしまうため誰かと手をつながなければ不安そうに立ち止まってしまうこともある、虫

〖特技〗お絵描き。幼稚なタッチながらしっかりと特徴を捉えた絵を描く。みんなの似顔絵なんかもこっそり描いていたりする。

〖性格〗おどおどふわふわ、いつもどこか上の空。話しかけられても数秒間は必ず吃ってうまく喋ることができない。頼まれごとは言われるままに引き受け、意見は周りに同調してばかり。最も一彩を特徴付けるのが極度の「さみしがり」という点。手が空いていると落ち着かず縮こまって泣いてしまう。何をするにもひとりは嫌と駄々をこねて、放置すれば絵本を読むか眠るかしかしないので世話のしがいしかない。恥ずかしくて、うまく言えなくて声をかけるのにはたくさんの勇気がいるけれど、本当はお友達と遊ぶのだって大好き。
──── そんな男の子

〖SV〗
「…おそら、きれいですね。えほんのせかいみたいに」
「ゆめを…みたんですか？ふふ……うん、ぼくにもきかせてください。」
「…おそうじ……おせんたく…………。…じょうずじゃないけど、わかり…ました。おわったら、いっぱいぎゅって…してくれますか？」
「みんながいいなら…いいとおもいます……。」
「あおいおはなをさがしてるんです。もしみかけたらつまないで…たいせつに、たいせつにそだてましょう。」

一人称┊ぼく
二人称┊きみ/せんせい
三人称┊みんな、〜たち

〖備考〗手はもちもちぬくぬく…にぎり心地が良い。撫でると表情がゆるみまくる。

〖イメージソング〗思い付いたら書きます！

〖過去〗
要約┊軍人の家の末っ子として可愛がられ、戦禍の中地方に避難する途中大人に騙され売られた。
一彩の自認では自分はまだ冒険の道中。





──── あおいおはなをさがしています。

一振は軍人の家。平時も国のため民のため訓練を欠かさず、時には自然災害や大規模な事故の被災者を救い、戦時には我先にと矢面に立ちあるいは指揮を取る。
特に男児は人民救助と国家奉仕を幼い頃から叩き込まれ、女児も向いている者は積極的に教育を施された。
そんな家柄故に、状況の変化には一段と敏感だった。

「開戦も時間の問題」

「我が国の戦力は十分なのか？」

「備えなければ」


そんな言葉が、実際の開戦より何年も前から囁かれるほどには。
家の中は常に緊張が走り、実践するかもわからない鍛錬と訓練と会議がその間ずっと繰り返し行われ………皆、開戦前に疲弊してしまうのではないかと危惧する者もいたくらいだ。

──── 新たな男児、末っ子が誕生した。

絆を大切にする家族にとって、これほど気を晴らしてくれる朗報はなかった。生まれた男の子は全力で祝福を受け、可愛がられ甘やかされ

その結果、他の兄妹には学力も運動能力も愛国心もすべてが劣っていたが、愛情に満ちて育った。

ただ一つ、他より誇れたのは絵の才能だろうか。（まだ誰にも見せられなくて、内緒だけれど）

…

それから戦が激しさを増した頃、戦力にならない一彩は疎開するように両親に命じられるまま、大金と地図とひとつの絵本を手に家を出た。道がわからなくなったら人を頼るようにという言いつけの通り、大人を呼び止めては少し先まで送ってもらって…それを繰り返してある程度までは進めた。礼儀正しい言葉使いのためか、幸運だった。

だが幸運は長くは続かなかった。
先がわからなくなって、また大人を頼る。その人はお金をくれたら目的地まで案内してあげると言った。その言葉を信じ有金をすべて渡して………

（暗転）

──── そのあとのことはよくわからない。
──── いろいろなおとなのひとたちがしゃべってる。ぼくのことかな？
──── ……。
──── あれ……ひとりって、こんなに…


さみしいんだ。

首、胸、袖は五つ葉のシンプルな花型のボタン、腰は薔薇の装飾が二つ、靴はリボンで五つ葉の花を模っている

大体でいいです！こういう絵本を大事に抱えてます（ぎゅ）作者は明記されていないけれど、疎開先には青いお花畑があると聞いて、自作した青い花を探しやがてたどり着く少年の物語

遅ればせながら投稿失礼します〜〜〜〜〜‼️ギリギリですみません！！よろしくお願いします！

眠子



追記┊すみません締切に滑り込むことを最優先するあまり企画様のお名前すら呼べておりませんでした…。

ロスト企画『Orphanage・philosophia』に参加させて頂きます！不備や不明な点などございましたらお手数ですがご指摘頂ければ幸いです…！