【メトロCS】スタッフ フェルテ

ホテルスタッフCS
【名前】フェルテ
【性別】男性
【身長】164cm
【外見年齢】17歳
【実年齢】400歳
【誕生日】12月29日
【種族】魔法使い(生まれた季節によって使える魔法の属性が変わる。フェルテは冬生まれなので氷)
【役職】ハウスキーパー
訳あってショーができない精神状態のため、行わないが、本来は得意分野のアイスショーをイベント時に行いたいらしい。
【専属】募集中
【スキル】

・業務スキル
魔法使いなので、神様以外の種族で構成されたスタッフの中では珍しく、物を凍らせたり冷したり、氷像を作ったりと、ファンタジー的な力が使える。精神年齢や見た目が幼いお客様の部屋を整える際に、にかわいい氷像を作って置いていったり、野外で過ごすお客様に同行した際に空気を冷したりと、器用に使っている様子。

　・戦闘スキル
鋭く尖った氷のナイフを作りだし、それを 用いてひらひらと踊るような、ショーのパフォーマンスのような動きで相手を錯乱させて急所を狙う。もっと派手で強い魔法も使えるが、いい思い出がない

【性格】
明るく元気なムードメーカー。人懐っこい笑顔が似合い、真顔なことがあまりない。身振り手振りで忙しなく話し、スカートを翻してくるくるとミュージカルに出てくる女の子のような動きでよく動き回る。自由奔放に見えて誰よりも臆病で繊細で、自分かそうな分周りのこともよく気がつき、お客様への気遣いを欠かさない。

フェルテの明るい性格は、「明るい普通の女の子」として背景に馴染み、誰かの視線を集めないように、誰にも見られないように、かつての自分を知る人に気づかれないように、という思いから来ている無意識の演技で、本来

の性格とは異なっている。

【サンプルボイス】
「みんなー！！トランプしよトランプ！はい！強制参加です！！」
「えぇ！？夏に雪だるまを作る方法！？こう、魔法ではっ！！！ってやったらできないかな～？あー、無理か～！」
「私……俺は本当は魔法使いなんだ。いつか……君にもショーで見てほしいな」
「はい！お客様のために室内は長くて聞きたくない上司のお説教のごとくひやっひやでお届けしております！へへへ～！涼しい？」

「……あ、やっと来た！待ちくたびれたよお客様～！運動して冷たいの欲しくなったでしょ、こちらお客様のために丹誠込めてご用意したウェルカムかき氷です！味わって食べてね～？」

※流血表現

【物語】
魔法を生かし、街でストリートアイスショーを行っていたが、大きな舞台

の最中に失敗、大怪我を負った。原因は未発達でまだ発現していなかったフェルテにも無自覚だった、生まれもっての独自の性質、【悲しい気持ち】から他者を傷つけ、空から振る氷の礫、【嬉しい気持ち】から日常生活で得ることができないような自身の幸福感と、まれに綺麗な降雪をもたらすことだった。

フェルテはある日のショーで初めて、ショーを終えたくない、という悲しい気持ちから氷の礫を出現させ、それらを降らす。血、悲しそうな声、パニックになる声、泣き声。パニックに陥ったフェルテは、能力を止めるため、自分の腹をナイフで刺して、

意識を手放し、大怪我を負った。




▶▶▶

フェルテは気づいてしまった。なぜ自分たち種族は、ショー、サーカス、歌、ダンス、絵画、形は違えど、人々を楽しませる職を好むのか。答えは簡単だった。【楽しい気持ち】から、自分が幸福感を得たいだけなのだ。自分がしてきたことは、そんな、ただのエゴだったのだ、と。

なんて恥ずかしい話なんだろう。純粋にパフォーマンスを楽しみ、街行く人を笑顔にさせるストリートパフォーマンスの仲間たちに比べ、自分はなんて卑しいのだろう。恥ずかしくて申し訳なくて悲しくて、死んでしまいたかった。

よろしくお願いします🙇‍♀️⤵️