創作#1

創作 そーさく
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Best : 2 , Updated: Oct 4, 2023, 1:53:08 AM


漫画にしようと思ってたネタの供養です!!
主に文です!!雑です!!
若干性的な匂わせが入る予定なので苦手な方は注意!!
小分けにしてネタを整理する目的も兼ねてます。いつか描きたい

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いつも半そでの××くん

小学4年生のころ、気になる男の子がいた。
不思議な子だった。服はいつも決まって体操服で、胸にはなぜか「さとう」と書かれている。彼の苗字は佐藤ではなかった。

目立たない教室の影になる席に、息を潜めるようにして存在する××くん(何故か名前を思い出すことが出来ない)と初めて会話を交わしたのは、新学期になって4か月が経ったころだった。

放課後忘れ物をして急いで教室に戻ると、そこにはゴミ箱の前でもぞもぞと手を動かしている××くんがいた。じゃきん、と異様な音がする。その背中に私は「なにしてるの?」と声をかけた。

ハッとしたようにふりかえった××くんの手には、工作用のハサミが握られていて、さっきの音は伸びきった前髪を自分の手で切っていた音だとすぐに察した。鏡も何も見ずに切ったせいでガタガタになって見栄えが悪い。
「なんで前髪切ってるの?」
「………切ってこいって、言われたから」
「誰に?」
「おかあさん」
そのときはじめてちゃんと彼の声を聞いた。まだ声変わりしていない、高い声だったと曖昧に記憶している。私の頭の中には疑問符ばかりが浮かんでいた。

切ってこい、が「切って」「来い」ならこの後××くんはどこに行くんだろうか。彼のおかあさんはなんでそんなこと言うんだろう。切ってあげればいいのに。

私は母親にそんなこと言われたことなかったのだ。まだ気を遣うということを覚えていない私は、「××くんのおかあさん、ちょっと変だね」と言ってしまって、彼は眉を下げながら「変、なのかなぁ」と呟く。


当時の私は美容師に憧れていて、好奇心で
「わたしが切ってあげる」
と××くんにハサミを渡すように促した。すると無言でハサミが手渡され、ガタガタになった前髪を軽く切りそろえれば、先ほどより幾分かマシになった……気がする。
「できたよ」
「……ありがとう」
そう言って彼は控えめに口角を上げる。実に下手な笑顔だった。

naka


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とっっっっっっても素敵です…それしか言う言葉が見つかりません…

琉花 Sep 17, 2023, 10:34:53 AM


琉花さん
うわーーありがとうございます😭
うまいこと整理して漫画にしたいなーって思ってます!!


naka Sep 17, 2023, 10:49:49 AM



映画観たよ
Feb 25, 2024, 3:45:51 AM 10


孤爪研磨
Feb 22, 2024, 11:41:54 AM 2 9


一筆で描くミク
Feb 15, 2024, 4:31:02 AM 14



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