ココロ温まる話し

ちょっとした出来事なんですが、私が電車に乗っていたときの話です。

ただ、話すだけなので嫌な方は戻って下さい。

その電車には、あまり人が乗っていませんでした。

私は、降りる駅までぼーっとして待っていました。

ある駅で停車し、出発のベルが鳴った時でした。

「誰か、降ろして下さい。」

と、声が聞こえました。

声を掛けたのは、車椅子に乗った男性でした。

普通、車椅子に乗っている人は駅員が乗る時と降りる時に、それぞれの駅で待っているのですが、その男性が伝え忘れたのか、駅員が間違えたのかは分かりませんが、とにかく彼がこの駅で降りたいのだと理解している間に、二人の男性が駆け付けました。

一人はサラリーマンで、もう一人は学生でした。

直ぐに駆け寄った二人は、一人が車椅子を押し、もう一人はドアが閉まらないようにドアを押さえていました。

そして、無事に車椅子の男性は目的の駅に降りる事が出来ました。

駆け寄った二人も軽く会釈をして、それぞれの席に戻りました。

老人に席を譲る位なら誰にでも出来ますが、今回のように見ず知らずの人にすぐ駆け寄り手助けをするのは難しい事だと思います。

それを、その二人は声を聞いた瞬間にやってのけたのです。

世の中には親切な人がいるんだな、と実感しました。

オチの無い話を長々と書いてしまいました。

ここまで、私の話に付き合って下さりありがとうございます。

最後に、この話でココロが温まった方はいいねを押して下さると嬉しいです。

何も貼らない訳にはいけないので、使い回しで申し訳ないですが、ミクさんを貼っておきます。