雑多(色々自己責任での御閲覧を推奨します)
銀魂 神威 花見最高ランク : 8 , 更新:
いきなり小説から始まります!!夜兎家族です!低クオです!逃げて!(?)絶妙にハッピーエンドじゃないです!
目覚めたのは昼だった。
掛けたはずの目覚まし時計…は、どうやら壊れているようで、うんともすんとも言わなくなっている。
困った。まあ、近頃なんだか進みが可笑しいとか、鳴って止めたのに起きれなかったとか、機能してない事は多々あったからなんとなく壊れる気はしていたのだが。…後者に至っては自分の責任だけど。
今朝…いいや、今も相変わらず鉄の船は宇宙を飛び回ってる。大きな塊が星々の波を切って割り、目標は地球だった。
青くて綺麗な地球。
それが目に映った瞬間。
嫌なものを思い出した。
その場で無言で星を仰ぐ。
ゆっくりと動いて見えるのは、遠いからなのかな。
「……地球、か」
寝起き最初に発したのはこんな言葉。
今にも消え入りそうなほど小声。まるで囁くようにその場で呟いてみせた。
地球。
その言葉を懐かしむのである。
昔家族で話した、あの綺麗な星。
『神威。神楽。神晃。いつか皆であの星に行けたらいいね』
昔聞いた母の声が脳みその中をぐちゃぐちゃと掻き回すように頭から離れない。
あの透き通った声が俺を苦しめる。
顔を思いっきり顰めた後、また忘れてしまおう。
そんな思いを胸いっぱいにぎゅうぎゅう詰め込めば、まだ寝ぼけ眼の青い瞳を擦った。
仕事をしよう。
そうすれば忘れられるさ。
……なぁんて
「______忘れられない癖に。」
木漏れ日が幻影として見えた気がする。
暖かい陽だまり。そんなもの、生まれ育った故郷とは無縁だった。
だけど、どうしてもその光景だけが忘れられないんだ。
母と父と妹と過ごした、あの温かな家庭が、何よりも晴れやかな日よりも心地よかったのだ。
あの日にはもう戻れない。
奥歯をぎゅうっと噛み締めた。
お花見行ってきたので|ω' )
綺麗でした!!久しぶりにカロリー摂取した!!(((
何も言わずうちの子見てくれ。
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