【OC】アイノカタチ…?
アナログ うちの子 イラスト最高ランク : 2 , 更新: 2022/12/27 9:55:02
※ヤンデレ、死ネタ・微グロ注意
【秋鹿】
ずっと一緒にいたい、と願った秋鹿。
あなたが分かったと承諾すると、彼女は指輪を…と思いきや取り出したのは手錠。
笑顔でつけてくるものだから、動揺のため脳の処理が追いつかない。
そうこうしているうちにつけ終わったようで、自分の腕から手を離される。
視線を向けると、手首には自力では取れないくらい頑丈な手錠がはめられていた。
「ずっと一緒、もう逃げられませんよ」
そう呟いた彼女は、鍵を湖に投げ捨てた。
【神楽】
数日前、知り合いであり一番信頼している神楽にとある男の子に虐められていると相談してから一度も男の子を見ていない。
それを神楽に言うと、ああ、と一拍置いた後に彼なら始末しておきましたと衝撃的な答えが返ってきた。
あまりに突然の事に言葉を発することができず固まっていると彼は
あなたを傷つける者は誰であろうと許しません、と続けた。
「愛する者は相手を殺してでも守る」
だからあなたは、辛いことや困ったことがあればなんでも私に言いつけてくださいね。
あなたに手出しする者には、それ相応の処罰を与えますから。
【ウィル】
最近自分の周りの人から暴言を言われたり無視をされたりする。
つらくてつらくて泣きそうになりながら、転がり込むようにウィルの元へ行った。
これまでにあったことを全て話すと彼は優しく微笑み、
辛かったですね、何があっても私だけはあなたの味方ですから、と抱きしめ、撫でてくれた。
泣き疲れ、眠ったその姿を見て狐は笑った。
あなたが話したそれは、全て私の手中の者に流させた噂が原因なんだ。
あなたの周りの者が皆、あなたを避けるように仕組んだ罠。
純粋無垢な君は何も知らず、その罠にはまった。
「計画通り…だな」
大丈夫。私だけはあなたの味方、世界から見捨てられても私はあなたを守りますよ。
【ルシア】
気づけば居たのは研究所、しかし自分はただ普通にいるわけではなくて、ホルマリン漬けにされるように瓶のようなものの中に入れられていた。
何事かわからず、焦ってガラスを叩くと近くにいたルシアが資料から顔をあげて目が覚めたか、と言った。
確か気を失うまでは…、ルシアとこの先もずっと暮らすと約束した…はず。
それから…。
ルシアは理解できていない顔だ、と呟いて解説した。
俺は沢山の薬を自分の身体で試し、代償として尽きない生命、不老の呪いがかけられた。
お前がその培養槽に入っている限り、不老不死を止める効果が働く。
「お前は老いも死にもしない。一生を俺と過ごそう。愛しているよ」
普段は絶対に見せない柔らかい笑顔で、彼はそう言った。
【ソネット】
物心ついたときから、外に出ることは無くなっていた。
ソネットに外は危険だと言われ、屋内での生活だけに縛られ、退屈な日々を過ごしていた。
ある日彼に、そんなに外に出たいなら行ってきなさいと言われて、心を弾ませながら出かけた………のだが。
歩いていると突然何者かに襲われかけ、逃げて、逃げて、逃げて、もう大丈夫かと思った時襲ってきた者が現れた。
殺されかけ、ぼろぼろになって、たすけて、そう叫ぶと聞き慣れた声と共に追っ手が吹き飛ばされ、逃げていった。
その背後から現れたのはソネット。
外は恐ろしかったでしょう、あなたを守るために外は危険だと言ったのですよと彼は言った。
泣きそうになりながら、彼の言ったことは正しいと、本気で心配してくれていたんだとわかってごめんなさいと謝った。
ソネットは優しく微笑み、私の手をとって一緒に帰りましょうと言ってくれた。
嗚呼、可哀想な小鳥。
外に出たいと言ったから。
あんなに旅立ちを願ったから。
「夢なんか望まずに、私だけを見ていればいい」
送り込んだ刺客も、ここまでの“シナリオ”も、全部私が考えたもの。
外にはなにがあるかわからないからね。
分かったでしょう?これからも私が守るから、あなたは籠の中で私だけを求めていればいいんだ。
↓↓死ネタ、微グロ注意
【リク】
山積みになった服、豪華な装飾、沢山のプレゼント。
これらは全て、あなたへの贈り物。
この服なんてどうだろう、
そう問いかけるも反応はない。
こんなに冷たくなってしまって…、どうしたものかな。
服を脱がせて、先程の服を着させる。
やはり綺麗だ。
なんの反応もなく、言葉も返してくれないが、それでも私のそばにいてくれる。
君は本当に美しく、優しい花のようだ。
身体に触れて優しく撫でる。
その拍子にぼとりと鈍い音を立てて何かが落ちる。
「腐り落ちた肉は直せばいい…。大丈夫です、私の手にかかれば、あなたの美しさが朽ちることはありませんよ」
嗚呼、あなたの灯火が消えようと、尚それでも美しいまま。
一緒にいてくれる、私が愛する“人形”の唇に、優しく口づけを落とした。
【リーベ】
走って、走って、走り続けて
もうここまで来れば大丈夫だろうと、足を止めた。
その瞬間、やっと見つけました!と聞こえた声にびくりと肩を震わせる。
すごく探したんですよ、こんなところまで来ちゃって。
そう言いながら近づいてくる彼女を見ながら、こちらもあとずさる。
なんで、と問うと彼女は無邪気な笑顔で、あなたを手放すわけないじゃないですか!と言って抱きついてきた。
さあ、早くかえりましょう?
震えて動けないのを知ってか知らずか、そのまま手だけを動かしてこちらの首元に当てる。
「無駄ですよ、必ず見つけ出しますので!」
冷たい声で、そう言い放った言葉は心に酷く刺さった。
助けてと言う暇もなく、手を引かれて無理やり立たされる。
無断で逃げた悪い子にはお仕置きですね、とぶつぶつつぶやいて、彼女はこちらを向いた。
これが私の愛の形なんです、受け入れてくれないのですか…?
上目遣いで、涙を溢れんばかりに溜めながらそう言う彼女に、ああ、自分はその顔に弱いんだ、と。
逃げられないのは、この子がこうなってしまったのは、自分が悪いのかもしれない。
上から順に段々長くなっていきましたね。
なんなんでしょうか。
2次元ヤンデレはいいと思う。しかし描けない。
頑張って考えてみましたがそこまでヤンデレじゃねえ…と思ってます
ルシアさんはそこまでヤンデレみがないし
リク先生に至っては意識してないのに曲みたいになった。
ちなみにこれはうちの子がもしヤンデレになったらどうなるか、みたいなやつです。
決してうちの子がヤンデレってわけじゃない。
ほんと。
あなたは彼らからの、彼女からの、愛を受け止めることはできますか…?
4月の絵まとめ。【2024】
2024/05/02 7:22:17 4 24