【セイクリッドリベリオン】メリーについて

やっとネタ帳が見つかりました

探しても探しても全然見当たらなかったんですよ……
で、まさかと思い冷蔵庫、電子レンジ色々探しましたら……冷凍庫の中にありました🥺🥺
普通冷凍庫に入れます！！！？
隠すとしても部屋の中でしょう！？
いとこあやつ……許すまじ……

ネタ帳がしなしなになってます……

まあそんなことはもうどうでもよい

今回はメリーについてですねはい
メリーについてと言っても全部暴露しませんよ
気になることがあればそれが投稿されるまで想像なり考察なりを……

そこまで長くはならないと思いますのでどうぞお付き合いくださいませ

⚠️注意事項⚠️

・殺人描写あり
・自傷描写あり
・人を選ぶ内容です
・地雷が1つでもある人は閲覧推奨致しません
・閲覧された後の苦情は一切受け付けません

ではメリーについて

彼女の前世

メリーの「前世」は芸術家でした。
メリーには前世の面影はほとんどありません。
強く影響されているのは前世のそのまた前世位の人物です。

彼女の前世の世界は様々な種族が共生している世界でした。
妖精、獣人、人間そして天使、悪魔、神……等
まさか天使と悪魔が共生しているとは誰も思いませんよね。
ですがあの世界では共生していました。
それくらい平和だったんです。

メリーの前世……種族は妖精でした。妖精にも寿命が長いものもいれば短いものもいます。前世は寿命が妖精族の中でも長いものでした。
芸術家と言いましたね。

ですが、そこら辺の並大抵の芸術を求める者とは違いました。
彼女……いいえ彼は自分の思う最高の至極の美を芸術を求める芸術至上主義者でした。
彼の思う美は様々で、ふとした瞬間の風景だったり、音であったり、色、絵であったり。
他人がどう思うかなんて知ったことじゃあない。
他人に非難されようが讃えられようがどうでもよい。
自分の思う最高の芸術を美を求めるために努力を惜しまず、寝る時間があれば芸術を創りたい、満たされたいと思う日々でほぼ睡眠はとりませんでした。

あの世界の妖精族は寝なくても死にません。疲れは溜まりますが。
なので日に日に彼は疲弊していきました。
ですが、彼は自分の事など二の次。
体に鞭を打ち真面な栄養も摂らずに創作をしていました。
そんな生活を続けていれば勿論体を壊します。
ふらふらで立っているのも儘ならない。
そんな時目眩に耐えようと机に手をついた拍子にコップを落としてしまいます。
そのコップは簡単に割れました。
その瞬間彼は思ったのです。
「壊れる瞬間がとても美しい。」
と。

彼は思ったのです。
何かが壊れる瞬間が最高の美であり、自分の求めた芸術なのではないかと。
ですが、この体では真面なものは創れない。
彼はまず休息をとりました。

数日後彼はすぐに物を集めました。
骨董品や書物、文房具など様々な物を。
集めたものを1つずつ壊していく様子を撮りましたがどれもイマイチ。

考えて考えた結果。彼は壊せるのは物だけではない。と考えました。
生き物や信頼、実体があるなしは関係なく、概念的なものも壊せるのではないかと。

そう考えればまずは生き物を壊していきました。
といっても同胞を壊すのではなく、植物や虫など主観で多少減っても支障はないと思ったものを。
ですがこれもイマイチピンとこない。

次に概念的な信頼などを壊していくことにしました。
壊すと言うのならばまずは作らなければいけない。なので彼は周りの思う「良い人」を演じ、着々と信頼を集めていきました。
周りの信頼が良いところまで集まれば次に「悪い人」を演じあっという間に信頼を壊していきました。
怒る人、失望した人、騙された悲しみに泣く人と様々な反応が見受けられました。

彼の美に芸術にかなったのか、彼は少し満足しました。
でも、まだ満たされない。

帰宅途中たまたま寄っていた街で事件が起きました。殺人です。
そのときの様子を彼は見ていました。
いえ、目に入ったというのが正しいでしょうか。
彼は呆然としていました。
凶器は刀でした。
被害者は左肩から右の腰にかけて深く斬られました。即死です。

彼は人が死んだことに呆然としていたのではありません。

被害者の、血飛沫があまりにも彼にとっては美しく見えたのです。

彼は上機嫌になり、急いで家へ帰りました。
自分の求めていた芸術は美はあれなのか。
と長年自分の求めていたものの答えが見つけられたような気がしていたのです。

早速所有する刃物で自分の腕を思い切り切りました。
血飛沫は出ませんでしたが流血はしました。
流れ出る血があまりにも美しかった。
確信しました。
彼の美は芸術はこれだったのです。

この世界の妖精族は治癒力が高く、心臓を貫かれない限り内臓が破裂しようとどれだけ出血しようと死にません。

死ぬのは老衰か、心臓を貫かれるか。
もしくは月茜の毒を摂取するかです。

彼は思いました。
生物が人型のものが死ぬ瞬間が一番美しいのではないかと。

そう思った彼は日青の毒を摂取しました。
その毒を摂取した彼は日に日に体が弱っていきました。
自分が死ぬ瞬間、最高の美が芸術が完成すると思ったのです。

そろそろ終わりが近づいていると悟った時、彼は自前の刀を構えました。
日々試行錯誤し、一番綺麗な血飛沫が見れる切り方を見つけたのです。
ひと息つき、大きな鏡の前で刀を構え、振るいました。

今までで一番美しい血飛沫が上がりました。
彼にとって最高の自分が求めた美、芸術だったのでしょう。
彼は暫く脳裏に自分の血飛沫が上がる姿を浮かべた後心臓に刀を向けました。
ふっと柔らかな笑みを浮かべた後一思いに心臓を貫きました。

彼にとっての芸術は終わりを迎えました。
ですが、彼の芸術は彼の脳裏にずっと残っているのでしょう。

大罪人の魂を引き継いだ彼は死後、その魂を分裂させ、月の依存者である彼女の魂を造り出しました。

メリーの前世である彼のお噺でした。

途中意味の分からん用語みたいなの出てきましたよね？

月茜の毒、とか日青の毒、とか。



月茜の毒(つきあかねのどく)

茜の差す時間帯に月の光が差した時、植物にできる毒です。
植物の種類は問わず、様々な植物にその毒は宿ります。
とても貴重な毒で妖精族のみに有効な毒です。
月茜の毒はあまり知られていません。
妖精族の王や森に引きこもる物好きくらいです。
この世界では何処かに引きこもる人物はごく少数です。

これを摂取した場合、吐き気、目眩、頭痛に襲われ、摂取した妖精が一番恐れているものの悪夢を見て、衰弱死します。

解毒剤は無し。

日青の毒(ひせいのどく)

こちらは中々に有名な毒です。
毒と言っていますが使いようによっては薬にもなります。
日青の毒も中々に貴重で曇りの日、一部分だけ青空になり太陽の光が一筋差した時のみに植物にできます。
これも種類を問わず様々な植物に宿ります。
生物であれば何にでも有効な毒(薬)です。

(毒)これを摂取した場合、吐き気、目眩に襲われ時間が経てばそれは治まるが日に日に体が衰弱していきます。

(薬)これを摂取した場合、日青の毒(毒)の効果を打ち消す事ができる。
その他の毒、病全てに有効な薬です。

2つとも人工的に作る事はできません。

今回はメリーの前世についてお話しました！！
次はメリーの闇についてお話しようと思います！！！
メリーが闇深い原因は前世のそのまた前世位にあります🤗🤗
まあその元凶さんのお話はそのまた今度に……

「随分醜くなりましたね。可哀想に……殺してあげます。」

そりす。さんが良いネタをくれたので……描いてみました！！()




差分

線画

髪の毛……三つ編みがほどけて靡いてる感じがとてもめんど……大変でした😇😇


頑張ったのでﾀﾞﾚｶﾎﾒﾃ

では次回もどうぞよしなに！！！

閲覧ありがとうございました